大きな事件が続いた2011年ももうすぐ終わろうとしています。

昨日、とうとう北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記が死にましたね。今年は、オサマ・ビンラディン、リビアのカダフィ大佐、北朝鮮の金正日と世界を揺るがした人間が次々と亡くなったわけです。たぶん、人民に撲殺されたカダフィに比べれば、なんとか平和のうちに死ぬことが出来た金正日は幸せだったかも知れません。

今週は、クリスマスな訳ですが、やっぱり盛り上がりに欠けますね。バブル時代、若者が狂ったように相手を探していたのが嘘のように思えます。といってももう25年、4半世紀は過ぎているわけですから、時代も変わりますよね。当時は草食系男子なんて考えれなかったですから。ほとんど肉食系と化していました。

こう考えていくと、セックスレス時代がすすんでいくのも無理はない気がします。明日をも知れない時代にゆっくりセックスしようかとは思えないですからね。やっぱり、明日は仕事もないし、ちょっとやりたいなあ、なんて考えるのがフツウでしょう。

今は、世界も不景気や政治や経済にたいする不安で大変です。アメリカやイギリスで大規模なデモや暴動が起こるわけですから・・・

特に、一年のセックス回数ナンバーワンのギリシャはどうなるのでしょうか?ギリシャの経済危機は本当にあぶなそうです。国が破産しかけても、ギリシャ人はセックスをし続けられるのでしょうか?

ほぼ2日に1回はセックスに励むギリシャ人ですいが、EU脱退とかの事態になれば、ナンバーワンの座は明け渡すでしょうね。そういう日本も震災や国の借金でセックスしている余裕もなくなってきそうだし、アメリカもヤバイ。男性天国で景気のいいブラジルにでも頑張ってもらうしかなさそうです。

妊娠をきっかけにセックスレス

この前、テレビを見ていたらセックスレスの問題を取り上げていました。あさイチではないですよ。結構、2,30人の人が集まって討論会のような事をやっていたのですが、子供が生まれてからまったく性交渉がない人、
次の子供が欲しいのになかなかきっかけがつかめない人が印象に残りました。妊娠がセックスレスのきっかけになることは本当に多いですね。

現在、不妊も夫婦間の大きな問題として存在しています。子供が欲しいのに、セックスレスの問題が立ちはだかると、結構きついかもしれません。出生率の問題を考えると、不妊の問題とともにセックスレスの問題は経済にもかかわる大問題です。

結婚してマンネリだな、と思う時期はある程度はあると思います。しかしマンネリ化するまでの間に、パートナーに対して

「たまには~こうして」とか「もっとこんなふうになってほしい」とか要求する時期もあるでしょう。やがて、相手が変化しない事にあきらめが出て、だんだんとコミュニケーションが減っていっていくのではないでしょうか?

相手への無関心は、結婚生活のストレスを減らすようにみえて、実は大きなストレスを作り出す原因となっている場合が多くあります。「なにも言わなければ喧嘩もなくて楽だ」なんて思っているうちにパートナーに対する愛情は自然と失われてきてしまいます。そしてやがては、それを取り戻すのが本当に難しくなってしまうのです。

セックスは夫婦間のコミュニケーションのひとつですので、日常のコミュニケーションを積み上げていく事がとても大事な事になります。
不妊、セックスレスによる出生率の低下は本当に人類にとっては大きな問題です。まずは、日々のコミュニケーションの積み重ねによって、幸せをつかんでいきたいものですね。

アメリカでのセックスレス

日本の性生活の貧しさはご存じのとおりですが、セックスレスの先進国、セックスレス発祥の地アメリカではセックスレス問題はどのように進行しているのでしょうか?

日本が1990年代からセックスレスが社会問題化し、さらに問題が進行しているように、本家アメリカにおいてもセックスレス問題は重要な社会問題となっています。

特にいわゆるホワイトカラー、アッパーミドルクラスの中でこの問題はしかりと浸透しているようです。幼少のころからの競争社会にとりあえず勝ちのこったものの、無機質なオフィスでパソコンを叩き、数字と格闘する毎日。そこには、腕力や体力男としての存在価値をしめした、一昔前の男性としての価値は見いだせません。同じく女性も男性との差異なく扱われ、競争社会に身を置いています。多くの子供を産み家族としての幸福な生活を目指した、古き良きアメリカを求めることはもはやできなくなっています。

現代アメリカにおいては、労働者階級や下層のミドルクラスの人々がセクシャルな服装を好み、そのようなカルチャーを支えているようです。例えば、ポップスターのマドンナもその一例でしょう。セクシーな衣装と甘えるような歌唱で爆発的な人気を得たマドンナ。やはり労働者階級出身の田舎の少女がマリリン・モンローよろしくスターダムにのし上がります。

しかし、その後は引き締まったボディと力強いダンスでイメージチェンジをはかり、セレブの仲間入りを果たしました。スキャンダラスな話題は漏れ伝えられてくるものの、労働者階級から見事に脱出したのです。

ポピュラーミュージックの世界では、ビヨンセ等を代表とする黒人系、ヒスパニック系の歌手がマドンナの後を継ぎ、セックスシンボルとなることが多いようです。

風俗と性意識

前にも書きましたが、世界各国のなかでも日本の年間のセックス回数は48回と調査国中、最下位。ワースト2のシンガポールの73回にも大きく離されダントツの最下位。1位のギリシャの3分の1以下です。デュレックス社のセックスレポートによると、回数が少ないだけではなくセックスの満足度においても、満足しているはなんと15%。トオプのブラhジルの82%とは信じられないくらいの差がついています。回数は1週間に1回以下、満足度もわずか15%ときては、日本のセックスライフの貧しさは、これまたダントツの最下位といえるでしょう。

なんで日本ばかりがこんなにもセックスにおいて、世界基準から大きくはなされてしまったのでしょうか?しかし、だからといって、日本人がセックスに興味がない、というわけでは勿論ないと思います。以前、エコノミックアニマルとも言われた日本人。東南アジアなどでセックスツアー並みに女性を買い漁り、セックスアニマルなどといわれた事も。街中やインターネット上にも風俗情報は氾濫しています。小学生の読むマンガ雑誌にもアイドルのグラビアが毎回、毎号のように表紙を飾ります。

アダルトビデオの世界では、若くて可愛い子が惜しげもなくAVにデビューし、中国、韓国、台湾などで絶大な人気を誇るAV女優もいます。マンガと並んで日本の主要産業とさえいわれることもあるのです。

さらに日本の風俗産業は2兆円産業ともいわれています。日本人男性の売春率は13.6%にも上り、アメリカ、ドイツ、中国など、のきなみ1%以下の他の主要国をこれまた、ダントツの差で引き離しているのです。一体このギャップはどこからきているのでしょう。風俗があるから夫婦のセックスが少ないのでしょうか?

1年間のセックス回数

世界各国のセックス回数や嗜好などを調査したレポートを雑誌などで見たことはないですか?最も有名なものはイギリスのコンドーム会社、デュレックス社が毎年発表する「世界のセックスレポート」です。ちなみにデュレックス社は世界のコンドームの約4分の1を生産するトップブランド。日本ではオカモトやフジラテックスが大手でデュレックス社製のものはあまりみませんが・・・

「世界のセックスレポート」によると、調査を行った国のなかで、1年間の性交回数で日本はダントツの最下位。1年間の平均回数は48回ということです。トップはギリシャで164回。日本とは3倍以上の開きがあります。以下、2位のブラジルが145回、3位はロシアとポーランドで143回、という事です。

ブラジルのセックス回数が多いというのは想像つきますね。ブラジルの女性には貞操観念というものがほとんど無いといわれ、男性天国と呼ばれています。ロシアやポーランドが多いのには何か理由があるのでしょうか?気候が厳しく室内にいる時間が長いからでしょうか?ギリシャがトップというのも意外な感じですね。どこが多いのかなんてあんまり考えたこともありませんが、なんでギリシャがダントツなのでしょう?

想像できるのはフリーセックスといわれるスウェーデンなどの北欧圏、ラテン系のイタリア、スペインやフランスといったところでしょうか?イタリアやスペインはカトリックなので、その分、少なくなってしまうかも知れませんね。

しかし最下位の日本の48回はこれまたダントツ。ワースト2位、3位のインド、シンガポールでも70回をこえているのですから。なぜ、これほど日本のセックス事情が他国に比べて貧困なのでしょうか

セックスレスな上司

実は社内、しかも私の上司にセックスレス夫婦がいました。この上司の場合は、本当に女好き。いつでも複数のセックスフレンドを抱えているような人物でしたが、この人は4,5年間は奥さんとの性交渉はなかったようです。幼稚園の子供がいたのですが、その子が生まれる時にしたのが最後だと言っていましたので。その時も、久しぶりにやったらできちゃった、と言っていましたから、かなり年期の入ったセックスレス夫婦ですね。

「もう、おかあさん化しているから今更、離婚する気もないけど。むこうもあんまり気にしてないみたいだけどなあ」と言っていましたが、男は好き勝手やろうと思えばできるけど、女の人が、そうするのは、男よりはリスクがいりますよね。30代、または40代そこそこでセックレスになってしまうと、女性は死ぬまでそのまま、という人も少なくはないかもしれません。

実際問題、こうなると、もう離婚しかないかも、と思ってしまいますね。ただ子供のお母さんだけやって一生を終るのは、なんでもありの現代においては、ちょっと考えられない。しかもセックスレスは、40代どころか、30代、20代でも普通におこっているのですから。

人生の半分以上、ひょっとして3分の2以上を男性との性交渉をまったくぬきに過ごせる女性は、そんなに多くはないでしょう。そうなると、女性の満たされない性はどこに向かっていくのでしょうか?

ネット上での出会い系サイトもはやり始めた頃は、もっぱら男性専用だったのですが、最近は女性が男性に出会う為のサイトも増えてきているようです。実際、どの程度、稼働しているのかはわかりませんが、増えてきている事は間違いないようです。今後もネットでの出会いは増加していくのではないでしょうか?

モテる人でもセックセレス

自分自身がセックスレスという言葉を実感し始めたのは2000年頃だったと思います。大手外食産業に勤めていたのですが、時間は不規則、周りには若い女の子がたくさんいる、ということで、結構若くてキレイな奥さんをもらっている人達がいました。まあ、一種の、いや完全に社内恋愛ですね。

年下だけど仕事も良くでき、アルバイトでそいつに気のあった女の子は数知れず、というモテるマネージャーがいたのですが、やはり若くて美人と評判の女性マネージャーと結婚しました。女性は会社を辞め、1年ほどして子供もでき幸せいっぱいにみえたのですが、話してみると「どうも近頃、やる気にならないんですよね。というかもう半年くらいやっていないかなあ」との事。「ええっ、あの女好きの奴が信じられない」と思ったのですが、夫婦仲は別に悪くないそうです。むこうに主導権を握られている感じはありますが、それほど気にしている感じもありませんでした。

同じ時期にもう一人、よく知っている二人が結婚したのですが、2年ほどして「子供はまだできないの?」と聞くと「いやあ、ほとんどやってないんですよね」との事。「それって、やばいじゃん」って言うと「別に仲は良いんですよ。ただ家族の一員っていうか、妹みたいに思えてあんまりやる気が起きないんですよ」

その二人には半年くらいしてめでたく子供が生まれたので、セックスレスは解消したのでしょう。その後、聞いてみると回数は多くないけど、たまにはやるようになったみたいに言っていました。

二人とも年は30前後で、健康的にも問題なし。セックスレスの対極にいるような2人だっただけに驚きました。セックスレスという言葉も聞いていたけど、1年に2,3回なんて夫婦が近くにいるなんて思いもしませんでした。

アメリカのセックスレス問題

アメリカのセックスレス問題は、男らしく生きることを求められる、アメリカの男性観も影響しているのではないでしょうか。アメリカでは小さい頃から競争社会が待っており、常に勝ち続け、相手をねじ伏せる男らしさが求められている、といわれています。

その反動のせいかはわかりませんが、同性愛者の数も日本に比べ、かなり高いようです。NHKの有働アナウンサーが「ニューヨーク勤務の時にいい人いなかったんですか?」と聞かれ「いい男はいっぱいいたんですけどね。アメリカのかっこいい男性はみんな女性に興味がないですからねえ」と嘆いていたのを思い出します。

1991年当時、レーガン大統領のレーガノミクスによりアメリカ経済は持ち直してきたとはいえ、1980年代の後遺症は、人々の不安を掻き立てていた事でしょう。1970年代のウーマンリブ運動や泥沼の敗戦を味わったベトナム戦争。同性愛の市民権の獲得もこの頃に起こってきました。

西城秀樹の歌う「ヤングマン(YMCA)」が同性愛者の歌だったなんて知らずに歌っていた子供時代を思い出します。(ビレッジピープルでしたっけ。ゲイ・イメージを表面に出して音楽活動を行った最初のグループといわれています)

話はそれてしまいましたが、強いアメリカが弱体していくにつれ、いろいろな価値観が現れ、複雑化した社会の歪みから、「セックスレス」というコミュニケーションギャップも生まれていったんでしょうね。アメリカ人の多くは、かかりつけの精神科医にかかっている、みたいな話も聞きます。ウッディアレンの映画の世界みたいですね。強いけど弱いアメリカ人。弱いけど強い(強かった)日本人っていうかんじでしょうか?

セックスレスはいつから始まった?

そもそもセックスレスという言葉が生まれてきたのは、いつ頃からなのでしょうか?勿論、これに似た現象は過去の人類の歴史においてもあったのかもしれません。

古くは紀元前400年頃の古代ギリシャ、ソクラテス、プラテン、アリストテレスの時代には、同性愛が純粋かつ高尚な関係であるとされ、異性間の性交渉を罪悪である、とみなすような時代もありました。今となっては、信じがたい事ですが、長い人類の歴史の中では、セックスの意味も生殖、娯楽、コミュニケーションの様々な関係から微妙に変わってきたということは十分ありうるでしょう。

「セックスレス」は日本で大きな問題となっていったのかと思っていましたが、実はアメリカから入ってきた言葉のようです。まあ、日本人にとってはセックスという言葉はそうおおっぴらにする言葉ではないので、それは当り前ですね。アメリカから入ってきて日本でも使われるようになってきた時期は1991年前後といわれています。この年には、トレンディードラマ「東京ラブストーリー」がヒットしました。鈴木保奈美が、織田裕二に「ねえ、カンチ、セックスしよ」と迫るセリフが聞かれたのもこの年。「101回目のプロポーズ」で武田鉄矢「僕は死にましぇ~ん」と叫んで流行語大賞の大衆部門・金賞を受けたのも1991年でした。バブルに浮かれた1980年代後半。男性に貢がれることになれた男女関係の逆転は、男女のセックス感にも影響を与えたのかもしれません。

必死にわき目もふらずに走り続けた昭和の戦後世代。ジャパン・イズ・ナンバー1、とバブルにうかれたもののバブルは崩壊。もともと続く古い夫婦関係をひきずり、長引く平成の不況に疲れてしまったのでしょうか?もともとコミュニケーションが苦手とされる日本人。セックスレスカップルの減少には課題が多そうです。

セックスレスって?

最近、すっかり浸透してきたセックスレスという言葉。新聞や雑誌でも当たり前に使われていますし、きっと、何度もこの言葉を聞いたことはあるでしょう。周りに、セックスレスで悩む知人、友人がいる人も多いかもしれません。

ところで「セックスレス」という言葉。定義をするとどういう意味なのでしょうか?日本性科学会によれば、「病気など特別な事情がないのに、1か月以上性交渉がないカップル」と定義されているようです。でも現実的には1カ月程度の性交渉がない状態では、「セックスレス」とは呼ばないような気がしますね。

実際は「カップルのうち、どちらかがセックスをする事をと望んでいるにもかかわらず、もう一方の相手が長期間セックスを拒んでいる状態」を「セックスレス」と呼ぶ事が多いようです。

ちなみにアメリカでは、性交渉が年間以下の10回以下のカップルを「セックスレス」と呼んでいるようです。その割合は約20パーセント。夫婦関係を日本以上に重要視し、常にカップルで行動するアメリカでも、やはり「セックスレス」はあるのですね。

もちろん、どちらもセックスを望んでいない状態でカップル双方の関係が良好ならば「セックスレス」とはよびません。

社会問題というよりは、むしろ中高年カップルの間では、あたかも常識のようになってしまった「セックスレス」カップル。人間が幸福に生きていくには、どう向き合っていくべきなのでしょうか?

人生80年を超えてきた、21世紀の人間社会。すでに人口の減少が始まっている老齢化社会の先頭をきっている日本。

今後ますます厳しくなっていくと考えられる現代社会、特に先進国内での家族の問題も含め、「セックスレス」について考えていき、セックスレス解消法を考えていきたいと思います。